しっかりものの末路

甘えられない女子が男子から言われちゃうセリフ、それはみなさんよくご存知ですよね。

え?知らない?

試験に出ますよ、試験に!!夏休み明けの実力テストに出ますよ、ちゃんと憶えておいてくださいねっ。

 

甘えられない女子が男子から言われちゃうセリフ、それは

君はぼくがいなくても大丈夫だよ

 

せっかく差し出した手をはねのけられてしまったら、その失意の穴ぼこを埋めるために、かわりに受け取ってくれる他者のもとへと転んでしまいます。

 

あーあ、置いてけぼり。

 

なぜ甘えられなくなったのか?

 

いろんなケースがありますが、多くはしっかりものであることを自分に強いてしまったがため。

 

しっかりものの役割を背負った人は、お世話係になってしまう、という非常に顕著な症状があるのですが。

 

それはわかりやすくていいのですが。

が。

 

わかりにくい隠れた症状があります。

 

「しっかりもの」とは何か。

 

「しっかりする」とは何か。

 

弱い部分を出さないようにしてるわけです。

 

できない、と弱音を吐かない。

 

怖い、と不安を出さない。

 

出さないものはどうなるか、溜まっていきます、溜め込まれていきます。

 

ほんとは出来ないよ、したくないよ!

 

怖いよ、不安だよ!!

でも、しっかりものの着ぐるみがそれを発露することを許しません。

 

溜め込まれたものはどうなるか。

 

表に出る機会を虎視眈々と狙っています。

 

できない、と白旗をあげざるを得なくなるような艱難辛苦。

 

ひとりで居ることに堪えられないような孤独感。

 

しんどかったよ

 

ひとりで寂しかったよ

それが、あなたがほんとは言いたかったこと。

 

もとい。

 

あなたのちっちゃいちゃんが言いたかったこと。

 

言えなかった理由、これまたいろいろあります。

 

言ってもどうにもならない、というあきらめ。

 

言ったらおかあさんが困る、と相手を慮ってしっかりものの着ぐるみをさらに強化する。

 

しっかりものの着ぐるみを脱いだなら、実はか弱い存在である自分に当惑することでしょう。

こんなに弱くてやっていけるの?と。

 

着ぐるみがあったほうが安全じゃないの?と。

 

あなたに必要なのはしっかりものの着ぐるみではなく、か弱い、傷つきやすいあなたを大切に扱ってくれる存在ですよ。

 

弱くならないと、大切にされることのありがたさがわからないなんてね。

 

ヨシヨシ。

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